美味しいもの探し
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2011/03/23

東日本大震災について

Tweet ThisSend to Facebook | by S会長
3月11日に発生した東日本大震災の被災者の皆さんには心からお見舞い申し上げると共に、犠牲者の皆様のご冥福をお祈り申し上げます。

今回の大震災は1000年に一度と言われ、マグニチュード9.0と言う巨大地震と巨大津波が先進国で発生したのは世界で初めてと言われています。
私は阪神淡路大震災で身内が被災し、発生直後から現地に入りある程度の事態は経験しておりますが、直下型局所的だった阪神淡路大震災に比べて被災地域の広さは120倍、その人口は4倍の規模にもなり、広域でかつ大津波により被害は激烈なものと思われます。

被災地域が広域なため、被災者救援にも手間取っており、現地の皆さんのご苦労は本当に大変と思っております。
また、福島原子力発電所の事故が広範な災害となっており、東京電力の皆さん、消防・自衛隊など関係者の危険を顧みない復旧へのご努力には心から敬意を払うものであります。

昨日から2日間、東京に出向きましたが、余震がしばしば残り、節電で都内は暗く、燃料不足から食品を中心に店頭の商品が少なく、首都圏も被災地ではないかと思われるほどでした。

この中で、お米が店頭から消えてしまっているのには驚きました。余震、節電、燃料不足から来るご心配で家庭内在庫が増えたことも影響しているのでしょう。
私共のところにも、都内のスーパーで販売してはどうか、と言うお話も頂いております。

しかし、国内のお米の需給は余剰状態でもあり、お米不足は一時的な現象と受け止めています。このため、私共は不安に感じておられる皆さんへの供給は充分用意しており、何時でも皆さんのご要望に対応していきたいと考えていますので、ご遠慮なくご連絡を頂ければと願っております。

大震災の直撃を受けられた被災者の皆様にも、近場であれば即刻お届けしたいとも考えておりますが、現状は物流ネックで遠隔地からの物資輸送は個別ではなく災害対策本部などの指揮の下、効率よくお届けするのが望ましいと考え、控えさせて頂いていることをご理解頂ければと思います。

一刻も早く被災地に物資が届き、復旧が進み、また隣接する関東地方の皆様のご不安が消えることをお祈りしております。
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