美味しいもの探し
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2011/03/25

柿沢安耶さんの野菜寿し

Tweet ThisSend to Facebook | by S会長
東京は大変な状況であると共に、素敵なものが元気に活動しています。

柿沢安耶さんプロデュースの「野菜寿しポタジエ」に行って来ました。
http://www.sushi-potager.com/

右の写真の二皿をランチで頂きました。
一皿目は、右からポテト、ミニトマト、ホワイトアスパラガス、ごぼうとかんぴょう巻きです。

にぎり寿しのネタに野菜を使っても、見た目は良いけれど、お味はどうなんだろう?と、一つずつ味わっていきましたが、思いのほかしっかりした味で、それぞれの野菜の食感や食味が充分生かされて不思議な世界に入っていく感じでした。
さすがに素材をしっかり生かし、様々な味付けは和風の様でもあり、ソースなどを使っているところは洋風でもあります。最後にアスパラガスを戴きましたが、しゃきしゃきとした食感は印象的でした。

二皿目は、アッと驚くばかりのマグロやウニなどが出てきました。本当に良く研究されたと思いますが、右から大ぶりのトマトを湯剥きしたものが、見事にマグロのようです。
アナゴは東京の白ねぎを丁寧に形を整え、少し焦げ目をつけています。
ウニは金時にんじんをベースに色合いも工夫しています。
ホタテは、なんと大きなエリンギに細かく筋をつけることで、お見事!
左端はスパイスの効いたトマトだったでしょうか、覚え切れていません(汗)。

これに良い味が出ている野菜出汁が付いていました。

ベースのお米は宮城産だそうですが、風味もありますが野菜を引き立たせるためでしょうか、抑えた味わいでした。

食べ終わってからも、イメージしていたものとの違いが大きく、何だろうこの違いは?と感動していました。これは今までにないお米と野菜のコラボなので、海外向けか?と思ったり、逆にどこかに京都の料理に同じ流れのものがあるようにも思われました。

普通ならポテトとごはんは合わないように思いますし、アスパラとごはんも合わないと思ってしまいますが、不思議にそれぞれの味が生きたままスッと口に入ってしまいました。そこが柿沢安耶さんの斬新な発想が素晴らしいところでしょう。

その日は柿沢安耶さんは残念ながら不在でお目にかかれませんでしたが、是非「新見庄米」を試食願えればと思っております。
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