台風12号は大型で特に速度が極端に遅く(一時10km/H以下)、長時間の雨が降りました。
9月2日(金)頃から影響が出始め、5日(月)まで雨が降り、総雨量は200mm程度、時間当たり最大雨量は20mm/H程度以下でした。風はそれほど強くなく影響はありませんでした。
台風襲来前に雨の影響を考え、田んぼの水を抜き、水捌けが良いように点検調整しておきました。

新見庄米の自家生産米については、影響は軽微と思われます。右の写真は神郷梅田の田んぼの状況でほとんど影響はなく、立派に稲穂が育っています。今年から生産を始めた三室地区もほとんど影響はありませんでした。
千屋代城地区については、一部稲が傾きましたが、折れて倒れるほどではないので、5日午後以降良い天気になり暑さも戻るようですから、稲刈りまでしっかり成熟してくれるでしょう。
新見庄米は、このような自然の威力も考慮して、土づくり、肥料配合と量を少な目になどに努めてきましたので、その成果が確認できました。(千屋代城については、田んぼが深めで1昨年までは休耕田だったので、自然の有機肥料が豊富なため、大雨で緩んで傾いたようで、やむを得ないでしょう)
皆様にご心配をお掛けしましたが、今年も美味しいお米が収穫できそうです。